ゲンゼリーゼル

ゲンゼリーゼル
 

ゲンゼリーゼル(がちょう姫)はゲッティンゲン市のシンボルで、町の中心の旧市庁舎の前にある。

ゲッティンゲン大学で博士号を取得すると、ゲンゼリーゼルにキスをするという行事が恒例となっており、キスと共に花もささげられる。

ところで、町の人にゲンゼリーゼルの話を知っているかと尋ねると、殆ど知らないという答えが返ってくる。

おそらく、グリム童話のガチョウ番の王女がモデルとなっていると思われるが、ゲッティンゲンターゲブラット(ゲッティンゲン新聞)の出版部の方の話によると特にゲッティンゲンにまつわるグリム童話はないとのことである。

ゲンゼリーゼルのキャラクター商品を旧市庁舎の売店で買うことができる。Tシャツ、ネクタイ、スカーフ、文具など色々そろっている。ブロンズのゲンゼリーゼルのお人形は59マルクでおすすめ。

因みに周辺地域では、ザバブルク城は「いばら姫」、ハーメルンは「ハーメルンの笛ふき男」などで有名である。