お年寄りが飲み込みやすい食事の工夫

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〒6050842 京都市東山区六波羅三盛町170 河合 医院

  小さく刻んであげることは大事です。嚥下困難がある程度進むと,さらさらの液体もかえって飲み込みにくくなることもあります。ストローで吸わせるのも一方法です。 飲み込みにくいのは 

1. さらさらしすぎの,水,お茶,ジュース 
2.ぱさぱさする水分の少ないパンやいも
3.口の中で張り付いてしまう葉っぱ,のり
4.噛んでもだんご状にならないでまとまらない,硬めの肉,かまぼこ,たけのこ
5.喉につまりやすい,豆類

これらの事は,医師というより看護婦の方が詳しいのでしょうが(医療というより介護),飲み込みやすくするには,とろみを付けてあげることです。とろみは,食べ物の味が損なわれないようにすることが大事です。ねたきりになれば,食事が最大の楽しみですから。簡単には薄いだしなどに,片栗粉などでんぷんでとろみをつけて,食品に混ぜるとよいです。朝日新聞にとろみをつける補助食品が出ていましたので転載します。あまり売れるものでもないので,郵送してくれることも可能です。問い合わせてください。

トロミアップ  日清サイエンス/ヘルシーフード 0425-81-2152
トロメリン   三和化学研究所  052-951-8130
上2つは液体にとろみをつける。

スルーソフトS  キッセイ薬品   0263-25-9081
エンガード   メディカルフーヅジャパン  03-3279-4170
ムースアップ  フードケア/ヘルシーフード   0425-81-2152
シックアンドイージー インチケープマーケティングジャパン 03-3797-1300
上2つはミキサー食によい
それぞれ特徴があるようで,使い分けてください。

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