KAWAI clinic 河合 医院  私はWindows95一年目の初心者ですが,10年選手でも知らない人が多いようなので,書いておきます。詳しい人はお笑いでしょうが........。  マックではあたりまえのことですが,ウインドウズ95でも文書(my documents)等をそのままにして再インストールをすることができます。
場所は,起動ディスクの, Windows, Options, CABS の中のsetupをダブルクリックするだけです。windowsのCD-ROMが必要です。フロッピーディスクで立ち上げて,CD命令でディレクトリーを移動して,setupと入力しても動くようです。CD-ROMの同じ場所をアクセスして,setupと入力しても可能です。致命的エラーでOSがまったく動かないとき,プログラムや文書を消さずに再インストールの可能性があるわけで,だめもとで,試してみる価値は十分あるでしょう。たいていのプログラムはそのまま使えますが,設定がすべて初期状態になります。プログラムの再インストールが必要になる場合もありますし,入力方法なども初期状態になります。個人で登録した単語辞書は保存されます。
NECなどはハードディスクを初期化しないと再インストールができないような説明しかしていませんが,非常に不親切です。OSの不具合が疑われるとき,ディスクを初期化しないで再インストールをする方法を知っているのは有利でしょう。Windowsは16ビットOSで不完全なのか,Microsoft自体もこの方法を原則公開していないようです。その点,マックはCDROMから直接OSが立ち上がり,再インストールも簡単に行えます。この方法が本来のやり方だと思います。マックではCD-ROMをいれて,電源をいれて,キーボードのCを押し続ければCDROMでたちあがります。
Windowsでは,もちろん,autoexec.batやconfig.sysを,フロッピーにコピーしておく必要があります。これには,いちどフロッピーでコンピューターを立ち上げて行います。Windowsには複数のautoexec.batがあり解りにくいからです。こんな面倒なものがあるのが,16ビットベースの哀しさです。安全のためには,大事な文書も別に保存していたほうが良いのは普段からでも当然のことです。WindowsNTは32ビットベースです。
再インストールで事故がおこっても,もちろん,私は責任を持ちません。自己責任で行ってください。
ハードディスクは1700年位壊れないと宣伝しています。これを見て安心するのは愚かな人です。1700台のハードディスクを動かせば,1年以内に1台壊れるということです。3年なら567台に1台は壊れているということです。10年なら170台に1台です。大事なデータはコピーしておきましょう。CPU自体は石ともいうくらいで20年位安定して動くので,壊れることはまず有りません。
ついでに,マイクロソフトFAXは欠陥品です。送信をキャンセルすると,それ以後まったく送信できなくなりました。一見どこが異常かまったく解らなくなります。これには,アプリケーションの追加と削除でプログラムの再インストールが必要です。
マックではTalk7.5.5の純正のプログラムのMacPPPも欠陥品です。Appleと何度も,かけあって,Apple純正のボードも交換させましたが,最後にフリーソフトのFreePPPを使うと安定して動作するようになりました。

結局,ソフト屋は設定が変わっているので不具合が起こる,使い方が悪いといいます。周辺機器メーカーはOSのせいであり,機械は悪くないといいます。かなり詳しい者でも素人はまるめこまれてしまいます。
どのOSでも,欠陥はかなりあります。そうでなければ,新製品は出現せず,新製品は売れなくなります。結論は,安定しているならそのまま使い続けることです。あわてものが,新製品のOSに飛びつきますが,かえってうまく動かなくなることも多いのです。メモリやディスク容量も多く必要ですし,CPUの負担は増し,ディスクとの通信速度などがOSと最適な関係にないのでそれ程使用感が上昇しないようです。プレインストールモデルはそのまま使い続けることです。素人ですので,若干の間違いはお許しください。


1998.10.01
http://www.geocities.com/HotSprings/4347/
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