アメリカOrganic最新情報

アメリカでのOrganic(オーガニック)とは

1990年に制定たれたOrganic農産物食品生産法による定義付け・・・・・

   昨年「コンシューマーレポート」での調査でOrganic食品からも、残留農薬が検出された。また、一般食品との味の違いは探知できず、栄養価の違いも証明できなかった。
   Organicがなぜ、残留農薬と無関係でないのか・・・
農家は使っていなくても、土、水から、入ってくる可能性もあるので、一般食品に比べて少ないという事実で満足した方がよさそうです。

Organicの連邦基準
   アメリカでは33の民間のOrganic認証団体と11の州のOrganic認証団体があり、個々にOrganicの基準やラベル、認定方法を持っている。農務省は1990年に制定したOrganic農産物食品生産法に基づいて、これらを統一する連邦基準を制定している最中だ。
   Orgaanic関係者で構成された全米Organic基準委員会(NOSB)は4年の月日をかけて
Organic業界の総意をまとめ、農務省はこれを受けて3年の間、各省との調整もふくめて検討してきた。しかし、農務省が昨年12月に公開した試案にはなんと、一般の農産物への使用でさえ、是非が問われているバイオ食品(遺伝子組み換え食品)、市営下水の泥使用、放射線の照射食品をOrganicとして認める条項が含まれていたのだ。しかし、この
法案は消費者と農家、その他Organic関係者から総非難を浴びて、今年の5月にたった
6ケ月間の短い命を終えた。

バイオ食品:消費者、環境への長期的な影響は未確認。
放射線の照射: 消費者、環境への長期的な影響は未確認。
市営下水の泥使用: 工業廃棄物を含んでいるため、リサイクルの過程でヘドロで、凝縮
                                   した有毒な重金属や化学薬品を作る可能性あり。

反対運動の力
   農務省は昨年12月から4月30日まで、一般からの意見を受け付けした所、Ogranic農家、消費者、環境運動家から、合計20万通もの、抗議のE−Mail,LetterそしてFaxが寄せられた。今まで、こんな強い反対を受けたことが無かった。

 Organic 生産者からの声

   アメリカでのOgranic食品の売り上げは1991年から、毎年20%の伸びを示し、1997年には40億ドル産業に成長した。とは言えこれは、アメリカにおける食品の売り上げ全体の1%にも、満たない数字です。
                                                                                                    以上。

管理人:近所にOgranicの店が2軒あります。 一軒は店を大幅に改築をして野菜の種類も増やし全体が明るくより、お客さんも増えているようです。もう一軒は後は自営の農場を持っておりやはり、店内を広く改築しています。
その、2軒のOrganicの店ばかりでなく何処のこのような店に行っても日本人が考案した食事法マクロバイオティックの書物、またそれに基づいた日本食品ー焼き海苔、醤油、玄米、ごま塩、アズキ等など信じられないものまで置いてあります。我が家も朝食だけ、玄米を食べている時期があって、安い時に大量に買ったらアメリカ人の店員さんに、「甘酒作るの?」なんて、事まで質問されてしまいました。「麹はどこどこへ行ったら買えるよ」と詳しいのです。この食事法も、最初日本より海外で、より評価を得たらしい。世界に名前を轟かせているソニーも、そうだったらしい。 一軒の店では、生きた麦芽を、置いてあり、その場でジュースにしてくれます。最近は日本のこのような店覗いたこと有りませんが、薬好きのアメリカ人に好まれそうな、ビタミン類やら、飲み薬(?)のたぐいなものが結構多いという印象です。
   それにしても、この記事で驚く事はアメリカ人の行動力。 6ヶ月もしない内に、20万通もの抗議文を農務省に送る付けるとは凄いパワーを感じます。日本も、このくらい国民が反応したら、もっと政府の政策に歯止めがかけられると思うのですが。)



 
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