ホテルからの眺め最高!この木の実は熟したら食べられるそうな。(左)
ホテルのデッキにこんな珍しい木があった。こちらの実は食べられないそうな。(右)
プエルト リコRain Forest の不思議
8/2000管理人
 いつかは、訪れたいと思っていたRain Forest。名前はEl Yunque。 とうとう今年の夏はその初体験をすることになった。海岸沿のホテルの辺りは其れほどお天気は悪くないのに、Rain Forestに近づくに連れて雲行きが怪しくなる。何という湿気かと思いきや、パラパラと降り出した雨、始めての体験の日に何と、運が悪いのか・・・・と、思ったのもつかの間今度は、パッと、青い空を覗かせる。そうか、ここはRain Forest! RainのForestだった。なんと、当然なことに感激している自分に呆れている。舗装された道を登っていく、ツアーバスからの眺めは、いよいよと感じる。それにしても竹林の多さ、それと生姜の林?の多さに驚く。その生姜の白い花の美しさに思わず、見とれていると、名も知らない花、又見たことのあるインパチエンスなどの私達にとっては観葉植物の種類の花などがワイルドフラワーの如くに彼方此方で花を咲かせている。車から、降りて不思議に思ったことがある。先ず第一に鳥の鳴き声が聞こえない事。さぞ、煩いくらいに、又別の生き物の鳴き声が聞こえて来ると思っていたが、見事に期待外れだった。やっと、一番の目的地に到着。車から降りてガイドの説明を聞きながら30分間ぐらい歩く事になった。当然、雨が降ったり、止んだりは絶え間なく湿気は99%かと思われる。 ここの広さは28,000エーカー(1200坪/エーカー)あるそうで、以前は緑に赤と青色と言う信じられないような色のPuerto Rican Parrotと言う鳥の宝庫だったそうだ。それが、急激な開発で低地の森林伐採などのために巣を壊してしまった事が原因らしい。現在は10数羽のParrotを確認してはいるが、ここ3年は誰もその鳥を見ていないそうだ。カリブインディアンもここでヨーロッパからの侵入者達から身を隠していたそうだ。しかし、別の種類の鳥でも居ないのは何とも不思議だ。後、Puerto Ricoだけにいる小さいCoquiと言うカエルの鳴き声はとても美しいそうだが、それも聞くことが出来なかった。これだけの大木があり、羊歯類が群生していながら、大きなカタツムリぐらいしか遭遇しなかった。山頂から、下ってくるグループが「上にアナコンダがいたよ・・」と、興奮していた。何でもいいから、テレビでなく、この目で珍しい生き物を見たかったのだが。そして、もっと自由にその辺を散策してみたかったがそんな事はツアーでは不可能かも知れない。個人で行動となると面白さもあるが、又危険も伴うのは当然だ。しかし、帰りにランチで立ち寄ったRain Forestにある山小屋風、屋台風レストランの焼き鳥(バーベキュウー)は美味しかった。しかし、なんと言っても、冷やた天然ヤシの実の上の部分を切り取って飲んだ、天然100%ジュースの美味しかった事。心残りのRain Forest初体験だったが、今度チャンスがあったらもっと、危険でない野生動物の賑やかな所を訪れて見たいと思う。そんな所には、ヒルなどの嫌われ者もいるのかも知れない。あのヤシのジュースを又味わえるのはいつの事になるか。


Profile/裏庭・御近所自然ストリー/独り言/Mains Message(Back Number)
Marc Anthony's Page/ご近所写真/関連お気に入り 選別リンク/HOME