10/15/1999 管理人
9月30日、「安全」、「クリーンエネルギー」と言われ続けてきた原発事故が日本で今までの最悪の状態で起こり、日本ばかりでなく、世界にも衝撃が走った。私はこの時、原発反対運動を繰り広げている知人の事を思いどんな気持ちか考えずにはいられなかった。彼は福島原発の近隣の街に住んでいる。下記にコメンを寄せて、頂いた。
日本は世界で唯一原子力爆弾を落とされ、その放射能の恐ろしさを嫌と言うほど
丁度、「チェルノブイリ」(フレデリック・ポール作、講談社文庫、ISBN4-06−184545−4 CO197) の本を読み終わった。是非、より多くの人にも読んで欲しい。元々頭が悪く、知識もないので難しい所は理解出来ないし、読んだつもりでも直ぐ忘れてしまう。今だに数限りない人がその後遺症と戦いながら、またこれからの発病を恐れて暮しているのだと思う。 チェルノブイリの原発事故の時、避難住民は周辺の都市、村が受け入れられたらしい。政府が民家に割り当てて生活させたのだ。 日本はそんな時はどうするのか、誘致した地区住民の責任もあるのだからでは済まされない。電気の恩恵に預かっている全国民の責任も有る。無造作に再現なく無尽蔵に湧き出て来る訳ではない。このうえない危険な工程の賜物だと言う事を考えて貰いたい。この際、強制的に夜間のテレビの放映時間の短縮、夏のクーラーの自粛などを実施しただけで、相当の節約になる筈だ。我が家は去年から、クーラー無しの生活をしている。今年は熱波で40度ぐらいまで上がったがそれでも何とか過ごす事が出来た。放射能の怖さから比べたら、これくらいの我慢は贅沢さえ感じる。そして、1日も早い代替えエネルギーの研究が必要だと思う。単なる火事なら、水をかけて消せばそれで終わり。しかし、原発の事故は消防隊員、原発の職員は一様に被曝覚悟で現場で働かなければならない事を考えるだけでいかに恐ろしいか。絶対と言う脆い言葉をもう一度噛み締めて貰いたい。完璧な人間なんてこの世には存在しない。そんな人間が手を下さなければ成り立たないような仕事に絶対安全なんて、有り得ないと言う事だ。と、言う事は又さらに大きな恐ろしい事故だって起きる可能性も有るかもしれない。この地球は我々だけのものでは無い。みんなが、個々の問題として受け止め次世代への子供達、子孫が生きるこのかけがえのない地球をこれ以上汚さないように心がける事がこれから益々必要な気がする。世界中の原発を1日も早く廃絶の方向に導くように、そして早く代替えエネルギーの研究を期待したいものだ。今回、終息に向かっているとして、小渕首相がクリントン大統領の申し出を拒否していたが、キチンとした説明がない以上、人の想像力は悪い方に思いを巡らしてしまう。マダマダ、これからも波紋は広がるに違いない。
<環境・いのち・教育>中山
正毅さん
私にとっては、今度の事故の発生は驚きというより、恐れていたことが現実のも
10/7/1999
勿論、この会社は事故の責任を免れることはできません。が、本当の責任者は他
彼らは今,事故を起こした会社だけを悪者に仕立てて、国民の批判を交わし、自
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