野鳥・野生動物(裏庭・御近所)Diary
最新#3


左から、Dark-eyed Junco(ユキヒメドリ)、Black-capped Chickadee(アメリカ コガラ)Mourning Dove(ナゲキバト)、 Tufted−Titmouse(エボシガラ)いずれも、裏庭によく訪れてくれる、野鳥達。ほかには、Blue Jay,カラス、偶にRobin、Northern Cardinal,Calolina Wren。夏よく訪れてくれるのはAmerican Goldfinch<11/1998>  (Photos by “Birds & Blooms”12−1月号)

左側ある時は野鳥達の止まり木、ラクーンが抱っこし、また有る時はリスの階段,みんなに愛されている松ノ木。2/1999/裏庭
右側籠のFeederに無断で居座って無心に食べているリス。1/1999裏庭

8/中旬過ぎ/2001
日本の雑踏を久々に体験して思う事は人は自然の中でこそ自分でいられる。そんな気持ちを実感した。人込みの中でただそこにいるだけで余計な神経は使い、どれほどの人がそれだけの為に自己を見失っているような気がしてならない。自分の育てた花を家のテーブルに飾り、畑の大根の葉っぱをお味噌汁に・・・。そんなありふれた毎日が自分に少なからず幸せを感じさせてくれるものと思う。しかし、人生そうは思うどおりにはならない。仕事の為家族の為、生活の為に否応なくそんな所で生活をしなければならない人が殆どだと思うしそれは、本当に仕方ないのかも。
Backyardから聞こえる鳥の鳴き声、虫の声は殊のほか、Welcome Homeと言っていれてくれるような気さえする。はやり、ここは今の私にとって一番の居場所のような気がする。今、蝉な鳴き出した。そう言えば、名古屋近くのクマゼミは煩かった。運が良い事に日本に着いた日はその日から少し涼しく、アメリカに帰った日からいつもの乾燥した涼しさに戻ったらしい。それまで、酷い暑さだったとか。プールを楽しみにしていたのがこの涼しさで泳ぐ事が出来ないのが残念。


5/中旬過ぎ
裏庭でこれほど、びっくりした事って、かつてなかった事だが嘘のような本当な話しクマが出没。思わず写真のシッターを押したけど、胸の鼓動は消えはしなかった。もし、子供が庭にいて、対面したらどうなっていたのだろう・・・と、
思うとぞっとする。日本の2メートルのひぐまと比べたらかなり小さいが、やはりクマはクマ。この地域の新聞にそのニュースが載ったらしいが、隣り町まで行ったらしい。その後そのクマさんは何処に・・・。又やって来るのだろうか?家の中から見るのなら良いが、外にいて目が合ったらどんな態度をとるのかな?怖さまじりの興味津々!日本にも里に現れるというニュースを良く聞くが、この辺も開発が進んでいる為かも知れない。

クマ出現 シャッターきる手が 震えてる


私の憧れのBaltimore Orioleが飛来した。新緑にあのオレンジの喉仏が映えて美しい。一年でもこの時期に一寸しか見る事が出来ない。
DeckのFeederも何時の間にか、取り除いているので、近くで鳥達を眺める事は出来ないが、彼方此方で元気な歌声を聞かせてくれている。



2/12/2001
二年間飛来していた、片足不自由なSongBirdはとうとう姿を消してしまった。別の所に移動したのか、それとも・・・。鳥は2年から4年ぐらいは生きるらしい。生き物はいつかは、その生涯を終えるのは判っていてもいつも片足のあの鳥はとても目立った。不自由な足も偶には使い、殆どは片足で元気に頑張っていたので姿が見えなくなると何となく淋しい感じがする。この冬は久々に雪が多かった。今年の夏は水不足になる事はないだろうか?
ジャンコ、ハウスフィンチ、カロライナレン、いつもの鳥達が元気に餌をあさっている。先日はNorthern Mockinbirdがメギの所に止っていた。ドライブウェイ沿いの所にメギの木はあり、私の車が通るので当然、飛び立つかと思ったが相変わらず、チョン、チョンと少し動きはするが、飛び立たなかった。こんなに近くでこの鳥を見たのは始めての事。それにしても、やはりNorthern Cardinalの鮮やかなオスが飛来するとグーンと辺りが華やぐのです。
ハウスフィンチ、ジャンコ、アメリカコガラなどはグループでやって来る事が多いが、このCardinalはいつも、ツガイだけでか、片方だけでやってくる。やはり、縄張りがあるのでしょう。
 


雪景色 朝焼けの中 厳かに

雪の上 何の足跡? 入り乱れ!


7/10/2000
軒下の150CMぐらいの木の茂みに作ったロビンの巣は、溢れるばかりの雛達が育って窓辺から見ていると
煩いくらいに鳴いていた。それは、朝の出来事であったが、そろそろ巣立ちの時かも知れないと思ったその日の
午後、何と2羽が一辺に木から落ちてしまった。私はトッサに木に戻して上げたのだが、巣は小さい、雛達は
もう力が有り余っている様子でじっとしていられない。結局又下に落ちてしまった。親鳥も少し遠くから見ていて
こちらに向かって来た。余計な事をしないでくれ・・・・と、言いたそうな雰囲気で。落ちた2羽は一羽はDeckの
下、もう一羽は草の茂みに隠れていた。この時期は親から、まだ餌を貰えるそうで。しかし、又ネコなどに襲われる事も多いのがこの時期だそうだ。巣にはまだ、2羽が残っていた。次の日、やはりもう一羽が下に落ちていた。
今回は何もしない。しかし、巣に残っていたもう一羽はどうしたことが死んでいた。もしかしたら、人間の臭いがした
ので、親が面倒を見なくなってしまったのか。何度も落ちた雛を巣の上に載せたっけ。以前、Blue Jayの巣立ち
を見たことがあるが、ゆっくりでも直ぐ飛びったった。ずっと、見ていたが親も近くで励まし、カラスを追っ払い
なんと、健気な様子を一部始終見たことがある。しかし、鳥によって、直ぐ飛び立てないで暫く親に巣から出ても
面倒を見て貰うようだ。しかし、落ちた鳥達は全部元気に飛び立てたのだろうか?

6/8/2000
冬鳥のJuncoはいつの間にか、北に旅立ったようだ。今、偶に一番の憧れの鳥、バルチモアオリオーレ
が美しい黄金のような羽を覗かせながら、飛んできたりする。いつも一瞬の事でじっくり見ることはが出来ないが、太陽に反射してその美しさは、形容しがたい。緑の葉っぱと相俟って、なんと目立つことか。それは、保護色のCardinalも同じかもしれない、緑と真っ赤な取り合わせで、いつも見えなくなるまで目で追ってしまう。Cardinalは結構頻繁に来てくれるが、このオリオーレは本当に偶にしか現れてくれない。ダックは何時の間にかどこかへ行ってしまった。我が家のプールもオープンしたし、遠慮してくれたのだろうか。

巣箱も穴の小さい方は、アメリカコガラが少し大きい方は、エボシガラがしっかりと巣作りをしているようだ。
巣立ちの時は、いつか今年は見えるかどうか。

今、白又ピンクの花が咲いている。名前は知らない。日本では見たことがない。それが、大きな木の日陰のような場所でも良く咲いてくれる。もともとそういう花木なのかもしれない。今回の一句
 


降り注ぐ 木漏れ日の中 花咲かせ


 




4/8/2000
去年と同じように、ダックのペアがプールの水溜まり池にやって来ている。同じカップルがどうかは、判らない。
去年と同じ、巣箱に鳥が入っている気配がないので、近寄ってみると巣の下の板が落ちてしまっていた。いつからか全く気が付かないでいた。ガムテープでしっかりさせたつもりでいたが、雨、風ですっかり弱くなっていたようだ。
今日は早速、取り付けて同じ所に置いてあるが、今からでも巣作りをしてくれるのかどうか。
BrownHeadCawbirdが不気味な鳴き声と共に、毎日やってくる。Cardinalは姿、声とも美しいがこの鳥は随分、失礼な鳥でもあるらしい。他の鳥が一生懸命作った巣に潜り込み卵を産み、別の種類の鳥に雛をかえさせるらしい。偶に、集団でEuropeanStarlingをアチコチで見かけるが、これは、数十年前、ヨーロッパから数十羽持ち帰ったアメリカ人がいて、それが現在はアメリカ全土に嫌と言うほど繁殖しているらしい。人が勝手に自分の趣味で野生動物を移動させると言うことはとても危険な事だと認識しないといけないと思う。

桃もスモモも桃のうち・・・?初めて今年になってピンクの花を咲かせた木がある。桃かスモモのどちらかが出来ると思うが多分、りんごと同じように鳥かリスに食べられてしまうかもしれない。しかし、何が実るか今年の楽しみが一つ出来た。 そこで、一っ句。
 


桃のよう  スモモのように 花咲かせ?!


 




3/10/2000
Nature Center に行って見た。以前いたカナダガンとマガモの混血種が見えなかった。暖かくなった最近でも朝晩の冷え込みで池の水はまだ凍っているので、鳥達はスイスイと氷の上を歩いて、又端の割れ目で水を飲んでいる。
このNatureCenterにはメギ(鋭い刺が無数にある)の生け垣がある。以前行った時もそうだったが、スズメのお喋りの場所でもあるらしく、まア、煩い事。近づこうとすると、ピタリと止めて又飛び立ってしまう。
我が家の裏庭には偶に、Gracleの大群が押し寄せて来る。これは、カラスの仲間で体は少しカラスより、小さい。名前はまさに鳴き声から来たのかもしれない。あまり、良い気のする鳴き声でもない。それが大群で鳴かれると外は不気味な雰囲気が漂う。しかし、音に敏感で写真でも撮ろうとしてガラスにカメラを向けただけで、ザワーと一斉に飛び立ってしまう。House Finchが去年より、今年は集団でやって来る。少し風が暖かくなったと思ったとたんにロビンの姿が見られるようになった。

根雪溶け 何か芽を出し 覗き込み

(根雪が溶けると、今まで雪の下だったクロッカス、水仙の芽等が出始めていることを発見するのは楽しいものです。)



1/17/2000 寒い!
やっと、赤いオスのCardinalも来出して一段と華やかな野鳥達だが、今朝の寒さはマイナス10度、風の冷たさと言えば、身を切る如く、刺すような感じさえする。2,3日前にはSharpーShinned Hawk(足細ハイタカ)が裏庭のDeckの手すりに飛来した。私はここで見るのは始めて。そう言えば、どんな種類か分からないがタカがカラスに追いかけられている風景も見えた。カラスはタカが捕らえた獲物を横取りするのが好きらしい。
そんな中でも野鳥達は膨らんで、出来るだけ丸くなって足を出さないような格好で歩く、いつもしゃがんでいるような格好をする。 向日葵の種はどうも一番のお気に入りらしい。両足でしっかりと抑えて、コンコンと啄ばんでいる。
先週はシカ3頭が御隣りの林の中にいるのを発見し、又、茶色のキツネが近くの道路を横切るのを目撃し、そして昼間にラクーンも裏庭でゴソゴソしていた。食べ物がなくて、そして自分達の場所がだんだん人間達に占領されてしまっている事をどんな風に感じているのだろう。この町も雑木林も大分少なくなってしまった。そんな我が家も昔はその雑木林の一部であったことは確かなのだ。自然との共存は我が家では、可能だが農家となるとそうはいかないかもしれない。
雪の中を一生懸命餌を探しているJunco(雪姫鳥)の姿を見て浮かんだ一句。
 


両足で  雪よどけどけ Junco達



12/22/1999 リス達に・・・

我が家に帰って来ると
必ず迎えてくれるリスが2,3匹。

車の音に驚いて、サット
道路際の木々の陰に回って隠れたつもりでいるらしい。

揺れるふさふさシッポは何処にいるかしっかりと教えている。
まるで、シッポで「お帰り!」と、言っているようだ。

いつもどうして逃げるのだろう。何もする訳でもないのに。

その可愛い仕草、

例えば、
少し背伸びをして遠くを見ようとする時の前足を胸にピッタリと、
くっ付けて立っているようなオドケタ姿。

例えば
食べる時、両前足でしっかりと物を掴んで食べる一寸賢そうな格好。

例えば、
野鳥の餌箱に上手に後ろ足でしっかり、餌箱の端に捉まり
宙吊りで無心に食べる時もある。

野鳥達を追っ払うのは止めてね?
 彼等が飛べるのが羨ましいのかな?
私は君達が上手に木登りが出来て羨ましいと思うよ。

松は屋根への良い階段だね?
Deckで数匹で鬼ごっこをする時もあるね?

夜中に何やら、木からだと思うがドッサと何か落ちた音がした時があった、
翌日わかったが、君達の愛の巣?が落ちたんだね?
その後はもっと、しっかり上手に作ってるかな?

色んな姿を今日も見せてくれた。
明日はどんな楽しい姿を見せてくれるのだろう?

ここは、君達の楽園でもあり、また私のお楽しみの場所。
お互い仲良くやろうね。


12/1/1999エボシガラの不思議な行動。寒い!
エボシガラがコガラが去年巣作りをした巣箱に入ろうとするが、頭は入るが体がどうしても穴が少し小さく入れないでいる。それも諦めないで、何度も繰り返す。数メートル離れた所に少し大き目な穴の巣箱を用意してあるのに全く気が付かないでいるようだ。そうこうしているうちに今度はアメリカコガラがやって来て、エボシガラがどうしても入れなかった巣にスッポリあっけなく入ってしまった。これをエボシガラを見ていたらどんな事を考えたのだろう。
エボシガラはまるで「頭隠して尻隠さず」状態。アメリカコガラは去年の鳥なのかどうかは定かではないが。さて、少し穴の大きな新しい今年設置した巣箱にはどの鳥が占領するのか。



11/23/1999去年の奇形の片足ウタスズメが戻った!暖かい。
去年初めて見た片足奇形なウタスズメが今年初めて姿を見せてくれた。あのリズミカルな鳴き声は聞こえていたのでずっとこの近辺にいたようだ。相変わらず、元気に頭をキョロキョロしながら突ついていた。いつまで来てくれるのだろう。今年は今までになく暖かい。Thanksgivingの休暇に入るが、こんなに暖かな事は今までなかった気がする。
今だに、Cardinalのオスは姿を見せない。メスは偶にやって来るのだけど。木々の葉っぱの落ち葉かきも大体片付いた。

11/8/1999とうとう初霜!
今年は暖かいと思っていたが、とうとう初霜が降り、今まで何とか元気だった、コスモス、サルビア、マリーゴールドが一回の霜ですっかりショボクレた感じに変身してしまった。
この時期になったのでFeederも吊るす事にした。2,3日前エボシガラが空の軒下に置いてあるFeederを
突ついていた。又、今日はカナダガンがキレイな編隊の形で西に渡っている群れも見えた。相変わらず賑やかな様子。
2,3日前にはタカがカラス4,5匹に追いかけられている天空ショウを繰り広げていた。カラスも一匹だと、先ずそんな事はしないと思うが、数匹になると気が強くなるらしい。
Feederの餌は殆ど、種だが、夏中ガレージに置いていたので虫に食われたり、ネズミが寄ってきたりして散々だった。やはり、春まで終わらせるように買った方が良さそうだ。このムシクイ餌にさて、鳥達は食べにきてくれるのかな?最近は、ウサギも全く姿を見せなくなってしまった。それにしても、Juncoも大分増えて来た。
紅葉した葉っぱも大部落ちて、辺りは荒涼と雰囲気に包まれている。それにしても今年も暖冬らしい。そう言えば、夜Deckに出ると、ホンの僅か今だに虫が鳴いている。


10/18/1999Juncoが帰ってきた!最高気温15度
Junco(ユキヒメドリ)が戻ってきた。小さい鈴を鳴らしたような、懐かしい鳴き声が聞こえたので、気を付けていたらやはり、彼等だった。来年の春まで、裏庭に出ると必ず何処かしっかからあの鳴き声が聞こえて来る。何をはなしているのだろう。あの嘴はとっても可愛い。今日はウタスズメ一羽と一緒に何か、芝生で突つていた。この春先旅だった同じJuncoもいるのだろうか?まだFeederはさげてない。低木のヒイラギ、イチイの辺をウロウロしている。
そう言えば、ロビンはすっかり、姿が消えていた。何処か、暖かい所に旅立ったのに違いない。
カラスが水飲み場で、嘴で邪魔な葉っぱを退かしている。飲み難かったのだろう。彼等は本当に知恵がある鳥らしい。紅葉は今最高の眺めかもしれない。ドライブ中に偶に、何という鳥かな、集団であっち行ったりこっち行ったりしているが、もしかしたらホシムクドリか?
 


燃えるよう 競い合うように 聳え立ち紅葉の木々



 


10/9/1999最高気温20度雨のち晴
二つ目の巣箱を木の幹に設置。腐らないように何回もStain & Sealのペンキをぬった。一個目の時より、穴が一回り大き目。以前の小さい方はアメリカコガラが占領したが、今度はどんな鳥がやってくるのかな?
昨日は真っ赤な頭を持つキツツキRed−Bellied Woodpeckerが飛来した。ドングリだか、何だかの木の実を加えている。ここには初飛来のようだ。今日はまた、キノコのChiken Of The Woods がドッサリ生えているのを発見。去年と同じ切り株に微妙に違う場所に。さて、どうやって料理しようか。
久しぶりにNature Centerを覗いて見たら、あの混血種がマガモのメスと寄り添っていた。やっと、恋人ができたようだ。赤ちゃんの時から眺めているので、何となく微笑ましく感じる。二羽とも嘴で自分の体中を突ついていたが、一体何をているのだろう。蚊に刺されて痒いのだろうか?この夏はWest-nile Virusでカラスも700羽前後が死んだらしい。渡り鳥が別の地域に伝染する恐れもあるとか。人間もこの為にこの付近で5人が死亡している。
紅葉も一段と冴え渡り、暫くは日々、色の移り変わりが楽しみ。しかし、そんな楽しみもつかの間、嫌なくらいの落ち葉のお掃除が待っている。やれやれ。
 


賑やかに 西方目指して カナダガン


 




9/17/1999最高気温22度快晴
モンスターハリケーンフロイドの爪痕で今日は大忙し。落ちた枯れ枝、生枝、葉っぱで芝生の上は悪戯小僧10人ぐらいが大暴れしたような有り様。暫し呆然となるが、片付けなければ、今日は始まらない感じ。土に突き刺さっている枝も多い。彼方此方の芝生に生えているキノコを想う風流な気持ちは何処かへ消えてしまう。普通の枯れ葉なら、どんどん道路に出せば良いのだがこれは裏庭の森の中まで運ばなければならない。おっと、裏庭にはドミノ倒しのように隣りの木が我が家の木に体当たりして6,7本が倒れているではないか。やはり、このハリケーンは今まで経験した中で一番酷かった。それに、今日はInternetに入れたのは朝だけ。電話も直ぐ近くの知人の家にも通じない。前庭の木が倒れて家に体当たりしたら・・・と言う心配をしていたが、それは避けられたのでマズマズ良かったと思わなければ。そうそう、プールの中も大変な葉っぱの数。早くカバーをすべきだった。地下にも水が少し浸水していたが、大事なものは置いてないのでこちらは気にならない。
多分、鳥、ウサギ達もさぞビックリしたかもしれない。今日は元気にブルージェイの鳴き声を聞いてやっといつもの日に戻った事を有りがたく思った。



9/14/1999最高気温23度
すっかり、季節は秋になり偶に聞こえる蝉の鳴き声も何故かしら淋しく感じる。巣箱の掃除をしたら、中には蟻、団子虫がウヨウヨしていた。巣の寝床の材料は殆どが苔で、あの小さいアメリカコガラがこれだけ運ぶのにどれだけ大変だったのか?と暫し思い巡らしてしまった。今度この巣を独占するのは、もしかしたら又この鳥達かも。穴の大きさが小さく彼ら以外は無理のようだ。もう一つもう少し、大きい穴の巣箱も買ってきたので此方にはどんな鳥がやってくかがお楽しみ。最近、よく飛来するのはコガラ、エボシガラ、AmericanGoldfinch。ウサギもいつも同じコットンテイルがウロウロしている。今年もリンゴは収獲は出来ず、全滅だった。今はヤマグミが数十個小さな粒を赤くしてぶら下がっている。甘酸っぱくて、どこか懐かしい味。自然この上なし。イチイの実も赤くなりだしたが今年の干ばつの為か、場所によってはさっぱり実がなってない。そう言えば、偶にキレイに紅葉を始めた木もドライブ中に目に入るようになった。そう、季節はすっかり秋になっている。
 


『奔放に  咲く向日葵の  眩しさよ』 『気が付けば 葉の色合いに  秋を見る』



 


8/8/1999干ばつ 最高気温31度
平年の1/7の降水量ですっかり乾燥しきっている。今朝は少し雨が降ってくれて暫し、庭の生き物達もやっと一息と言った所。それでも、蝉、鳥、ウサギ、ラクーン、リスそして夜の虫達の声は一段と賑やかになっている。一番最初に咲いた向日葵の種を全部たいらげてしまったのはAmerican Goldfinch達。あの細い、コスモスの枝もなんのその平気で乗って揺れながら巧みに食べている姿には頭が下がる。。こんな風に日照りだと、キュウリは流石に元気がない。一本の木はとうとう・・・。余りに、悲惨な農家の状況をテレビで見せられると、水もあげにくくなってくる。台風が4回訪れないとこの干ばつは解消にされないそうで。水道の蛇口をひねればいつものように水が流れてくれるので、有りがたいが、もっと、深刻になればこれも時間制限が発せられるかも知れない。 今、破った場合の罰則のお達しも発せられた。蝉達は短い生命を思う存分に満喫するように人間の心配を余所に一時でも無駄も出来ないように鳴き続けている。そして、虫達も。
 


木霊する  蝉の鳴き声 今は夏



 


7/8/1999House Finch最高気温32度
House Finch(メキシコマシコ)が始めて飛来。青野菜の種を啄ばんでいた。スズメに似ているが雄は赤色の羽が頭部、喉にある。メスはスズメに良く似ている。
クワガタをガレージで発見し、夜Deckに蛍光灯を点して、もう一匹捕まえる。ガレージで発見したのより、Deckの蛍光灯に飛んできた方が一回り大きい。しかし、喧嘩させると、小さい方が断然強いらしい。日本の夏を思い出してしまう。夜には、虫も耳を澄ますとないている。蝉も高らかに、鳴き出した。



 
 


home

裏庭Diary#1
裏庭Diary#2