野鳥・野生動物(裏庭・御近所)Diary(3/1999-6/1999)#2


6/21/1999Baltimore Oriole最高気温27度
今日、Baltimore Oriole (バルチモアムクドリモドキ)が飛来した。以前、一瞬で飛び立って行ったオレンジの気になっていた鳥はやはり、この鳥だった。少し前、Gold Finchに似た鳥がいたが、これはメスのようだ。
時計(Song Bird Clock)では、一番悲しい、哀愁のある鳴き方で、姿も鮮やかなオレンジのお腹と黒い頭部,背は大部分が黒とそして、オレンジ、白が少し混ざって目立つ鳥で美しい。これは、憧れていた鳥の一つであり、今度は時計でない本物の鳴き声を聞いて見たいものだ。飛び立つ時オレンジが映えてそれはキレイ。この近所でも見た事なくこの裏庭で初対面というのもCerder Waxing、Cowbird以来かもしれない。此方の本では、鳴き声はフルートのようだ。と説明している。
ノカンゾウが咲き出し、クレマチスは満開。


6/8/1999Hot Summer最高気温36度
昨日、今日と猛暑だが、明日は少し下がるらしい。
楽しみにしていたアメリカコガラの巣立ちは、いつのまにか知らない内に終わってしまってガッカリ。親鳥達はあの小さい体の羽根がみすぼらしく乱れるくらいに何度も出たり入ったりして雛達に餌を運んでいたが。以前は近づくと雛達の声がしたが、これも全くしない。既に中は空になっているのでしょう。
先日は時計(Bird Singing Clock)のNorthern Cardinalの鳴き声が終わったと思ったら裏庭にいたNorthern Cardinalも同じような鳴き声を上げていた。もしかしたら、この時計の鳴き声に反応して、Northern Cardinal、コガラもこの裏庭にくるようになったのかな?
鳥の事故死も最近、2回遭遇した。
一個所は前もあった同じ場所。少しカーブになっていて、鳥も急にスピードを出して走ってくる車を避ける事が出来ないのでしょう。それにまだ幼鳥だったかも知れない。車同様、鳥にも事故多発地帯というのがあるのかも知れない。
夜には蛍が飛び交っていた。かなり高い所も飛んだりするのもいる。この蛍は、ミミズ、ナメクジをも食べているらしい。アメリカに来て、最初の年は蛍の多さに驚いた。

5/22/1999Ceder Waxwing?(キレンジャク)最高気温27度
今日はまさかと思える事に出会えた。一挙に10羽ぐらいのキレンジャクが黒い実のなる木に止って花を食べていた。あのスムーズな羽に触ってみたいな・・と思わせる鳥の一つです。実がなっている時でなく、この時期にどうしてかな?渡りの途中だったのかしら?
この木にはアメリカコガラが営巣している巣箱を縛り付けてあり、夕方その下に行って見ると、セッセとアメリカコガラが小さな青虫を加えて飛んでいたので、そろそろ巣立ちも近いのかな?小さな鳴き声もかすかに聞こえる。
DeckのFeederも全部、空になっているので偶にDeckにやってくる鳥達も「どうしたのかな?」とキョロキョロしている。
鳥の為にこの方がベストなので、我慢してもらおう。NorthernCardinalがすっかり、姿を見せなくなってしまった。
アライグマもDeckに先週現われ、ウサギはコスモスの新芽がお好きなようだ。ウサギさん、花の芽じゃなく、あっちの草を食べてね?判らないか?

5/1/1999Brown-headed Cowbird(コウウチョウ)最高気温22度
Brown-headed Cowbird(コウウチョウ)が飛来。一見すると、太ったメスのJuncoかと思ったら、Juncoと違って嘴、お腹もすべてJuncoの背と同じ茶色と灰色の混合の色です。これは、我が家の裏庭には始めての飛来です。オスは茶色の頭と黒色の体です。それにこれは面白い『託卵』と言う習性があります。(他の巣に卵を産み、その鳥に抱卵、育雛させる事)エボシガラ、アメリカコガラがいつも足をトントン突つくような格好をよくしています。癖かと思って良く見ていると、餌の種を両足でシカッリ固定させ、それを嘴で種を突ついて細かく砕いている事が判りました。近所の公園にCananaGoose(カナダガン)の親子(ひな鳥4羽)が休んでました。黄色のような、
黒色のような産毛が可愛かった。親鳥は雛達を守ろうと、こちらを睨み付けています。少しでも近づいたら手痛い目にあいそうです。

4/23/1999マガモの奇妙な行動?最高気温15度
マガモはその後、Deckに上って来て、奇矯な行動をするようになりました。ガラスをコンコンと嘴で叩くのはいつもオスです。好奇心が旺盛のようで、ガラスに映った景色の向こうに行きたくて仕方ないようで、もしかしたらこんな経験は始めてかもしれません。一度私が庭の方にいて、つがいでDeckにいたのですが、私がDeckに近づくと慌てふためいて飛び立とうとします。私の方に飛び立つのが恐いようで・・・すると考えたことはガラスに向かって数回飛び立とうとしてぶつかっては跳ね返されています。やっと、これが嘘の景色と判ったらしく無事に反対方向に飛び立ちましたが一時はパニックになってしまったようです。その為か、最近はプールのカバーの上の偽の池にもとんと姿が見えません。

いつのまにか、Juncoがいないようです。北の方へ渡ってしまったようです。なぜか、姿が見えないと淋しい感じですが、その代わりロビンがノソーとした姿で芝生にショッチュウ来ています。娘が「威張った格好・・」と形容しました。一寸、胸を張って遠くを眺める格好です。

アメリカコガラは巣箱を独占のようです?小さな穴から、外を眺めている白黒の顔が動くので直ぐ判ります。

ウサギも急に芝生に飛び出してきました。



4/8/1999Norhern"Yellow-shafted"Flicker最高気温28度
夏のようなお天気です。芝生が青々とし、近所の桜も満開に近くなりつつあり今日は夏のようなお天気です。最近
Blackー Capped Chikadee(アメリカコガラ)が、裏庭に常連となり、もしかすると、BirdHouseは彼らの物になりそうな
気配です。あの穴に入れるのは、今の所一番小さいアメリカコガラしかいないのだが。
昨日はトランポリンの下にマガモのつがいがしゃがんでいた。写真を撮ろうとしたら逃げられてしまったが、その飛び方は重そうです。どうやら、目的はプールのカバーの上に出来た水溜まりを池と勘違いしているらしい。
水仙、アセビが満開です。Northern”Yellow-shafted"Flicker(キツツキ科-ハシボソキツツキ)、Chipping Sparrow(チャガシラヒメドリ)が飛来しました。Flickerの鳴き声は「キョキョキョキョキョキョキョ」とかなり煩いです。キツツキ科のオスはどうして後頭部に赤い羽根があるのかな?このFlickerは全体に茶色の鳥です。


3/171999AmericanRobin裏庭(最高温度17度)
今年一番の暖かさ。いよいよ春本番。庭の畑の葉っぱ、去年から植えっぱなしの青シソの枯れたものなど片づけたら、その下から出てる、出てる、花の芽。クロッカス、水仙、等色々。暖かかったのでDeckに干し物をしたら、鳥達
が少なかった気がする。今朝はBlueJayがペアでやって来た。ペアの時は静かにしている。それにしても、ソックリ。
Northern Cardinal(赤い鳥)はオスとメスは大分違っている。エボシガラも同じ。Juncoのメスは濃い茶色。午後3:00頃American Robinが20羽以上飛来。何やら、辺りが賑やかです。

3/15/1999ハドソン川、裏庭(最高気温8度)
昨日は久しぶりにハドソン川の桟橋の所まで行って見た。かなり気温も低く(2度)風が冷たかった。マガモのペアが
泳いでいた。パンを投げ入れると80メートル位先にいたカモメ30羽位が香いか、見えたのか一斉に此方にやって来た。頭の上を横からユラリユラリ投げられたパンを直接キャッチすべく狙っていた。飛んでいるカモメを下から
眺めるのも壮大だ。羽根を広げるとかなり大きい。
今朝はこの冬最高の積雪となった。たったの10センチ。雪の上に餌を置いたら、暖かいので柔らかい雪の上に
鳥達、リスが顔を雪に突っ込んで顔中雪だらけになって食べているところは見ていて飽きない。久しぶりの銀世界
暫く溶けないでほしいのだが、カレンダーは既に春、こちらの思う通りにはならないようです。

3/8/1999裏庭(最高気温3度)
昨日は雪が降り今日も寒い日です。
キッチンの窓の直ぐ外には松の木が一本あり、それは野鳥達の止まり木でもある。人間だと、かなり不謹慎だが、
野鳥が松に止っている所を下から良く見える。エボシガラ、ユキヒメドリとも、ふわふわの羽毛のコットンキャンディーのような所に本当に華奢な二本の足。エボシガラは癖なのか、しょっちゅう足をトントンと突付く仕草をオスもメスも
するのがおかしい。ブルージェーは下から見ていると、その鳴く時の格好が全身を前に突き出すようにする。あのようにしないと、あの甲高い鳴き声は出ないらしい。お腹も空くのではと思うくらい甲高い声である。最近はNorthern
CardinalがFeederにやってきたなと鳴き声でも判るようになった。毎日、メスもやってくるようになった。メスは全体が
茶色っぽく後ろの方に赤い羽が少しあり、嘴の赤が目立ち、こちらも中々見ごたえがある。カラスはプールのカバーに溜まった雨水を飲みに毎日やって来るが、凍っている時は端の方を、一生懸命突付いている。Mourning Doveも
数匹で飲んでいた。3月になってもマダマダ春は遠い感じがする。

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