作者について - Anna Damski &  Bell

Anna Damski
anna.gif (24543 バイト)私は1983年に、ブリティッシュエアウェイに入社することにより航空業界に入りました。

  安全についての知識の確認、訓練は年に一回必ず受けました。わたしは、同航空会社で七年間、短距離路線、長距離路線あわせてトライスター L1011、ボーイング737, 747, 757 の機材に 7 年間乗務していました。その間、事故に遭う事、または緊急を要する事は一度もありませんでしたが、必ず何が起きてもいいように、いつも自分自身の中で用意は怠りませんでした。

 娘が産まれると同時に乗務は辞め、その代わり、ロンドンのヒースロー空港の訓練所でキャビンアテンダントと、コックピットの人々に、エマジェンシーの講義をする教官になる事にしました。その後の五年間、同職についていて、ふと、エマジェンシーのエキスパートになったのだから、これを、乗客にもアドバイスとして、知らせるべきではないのか?と思い立ったのです。

  わたしは、このホームページで、「事故にあうから、気をつけろ」と言おうとしているのでなく、事故に遭った時のガイドラインとして、もし、そうなった時、何をすれば良いか自信を持って対応できるように、、また、少しでも、乗客が安全でいられるようにと思って書きました。

これは私個人 Anna による HP で、ブリティッシュエアウェイズとは関係ありません。


Bell

 私は日本航空で客室乗務員として乗務し、Anna と同じく10年弱になろうとしています。飛行機は安全な乗り物であると確信しています。しかし、それと同時に、どこにいても、何をしていても、何に乗っていても、この世の中 100% 安全であるという事はないと思っています。

 飛行機に乗って楽しそうにしているお客様を見ていると本当にこの仕事をしていてよかったと思います。年配の方、小さな赤ちゃん...と色々な方との出会いがあります。お客様とお話をしているとそれぞれに生活があり、楽しみがあり、大切な人が居るのも感じます。その暖かい気持ちのなかに、もし、何かあった時、わたしは必ず自分の命に代えても、これらの人全員の安全を確保しようと強く思います。その為には、やはり、お客様本人にも安全は 100% ではないという心構えと、お客様の命を守るにはお客様自信の助けも必要である、と私は常々考えています。そんな折り趣味であるパソコンで世界のページを見ていて、Anna のホームページに出会いました。幼少時代アメリカで過ごしたという経験を利用し、わたしも日本のお客様にAnna HP」のような HP を翻訳したいと思いました。国境を超え、エアーラインを超え、顔も見た事のない Anna に連絡を取り、Anna から快諾のメールをもらいまして、このような「安全のための日本語版ホームページ」 を作るにいたりました。

 最近の飛行機に乗りなれたお客様が増える中、皆様にも初心に戻っていただくため、また搭乗にあたり、お客様への様々な制限がそれぞれ意味があり、皆様の安全のために必要であるという認識を持っていただきたく思います。このため Anna HP を翻訳し楽しく読めるように工夫いたしました。
皆様の感想をお待ちしております。

また、Anna に感謝するとともに、この HP を作るに当たり検索および、ハード面で大変強力してくださったYさんの存在も皆様にご紹介しておきます。

これは私個人 Bell による HP で、日本航空とは関係ありません。

翻訳 by Bell
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はじめに
離陸まで
機内火災
急減圧
衝撃防止姿勢
海上着水
まとめ
事故例
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