クラスターの構成アイコン ServeRAID コントローラのクラスター構成

このアクションは、コンピューターのクラスターまたは 高可用性の使用のための ServeRAID 設定値を構成および表示するために使用します。 クラスターを構成するためには、ハードウェアおよびソフトウェアをクラスター化する必要があります。ServeRAID コントローラは1つのクラスターで 2 つのシステムをサポートします。

ServeRAID マネージャーはコントローラ名、パートナー・コントローラ名、および始動可能 CD モードの場合のみイニシエータ識別子をサポートします。そうでない場合は、この情報だけが表示されます。

  1. メイン・ツリーからコントローラをクリックします。
  2. クラスターの構成アイコンをクリックします。

  3. コントローラ名およびパートナー・コントローラ名を入力します。12 文字までの名前を指定することができます。パートナー・コントローラ名を入力する時に、ウィンドウにマージ・グループ情報が表示されます。

    注: 名前は大文字小文字の区別をします。

  4. 6 または 7 のイニシエータ識別子を選択します。

    注:
    このイニシエータ識別子はパートナー・コントローラのイニシエータ識別子とは異なる固有のものでなければなりません。デフォルトは 7 です。

  5. このコントローラに障害が起きた場合に論理ドライブを別のコントローラにマージしたい場合には、「共有」ボックスをチェックします。そうでなく、論理ドライブを別のコントローラにマージしたくない場合には、「非共有」ボ ックスをチェックします。

    注:
    「非共有」がすべての論理ドライブのデフォルトです。マージ・グループ番号は [200 + イニシエータ識別子 ] として定義されます。非共有論理ドライブのマージ・グループ番号を変更することはできません。

    論理ドライブが共有として定義されている場合には、論理ドライブ中のすべての物理ドライブ (複数) が共有チャネル上になければなりません。

  6. 共有論理ドライブのマージ・グループ番号を入力します。このマージ・グループ番号はパートナー・コントローラとは異なる固有のものでなければなりません (すなわち、パートナー・コントローラに属するすべての論理ドライブのマージ・グループ番号が同じマージ・グループ番号であってはいけません)。

    注: デフォルトのマージ・グループ番号は論理ドライブ番号です。

ServeRAID マネージャーの現行セッションで作成した論理ドライブのマージ・グループ番号を構成することができます。論理ドライブを作成した後でマネージャーを終了している場合には、そのマージ・グループ番号を構成することはできません。始動可能 CD モードで ServeRAID マネージャーを使用して、新規のものでない論理ドライブのマージ・グループ番号を変更しなければなりま せん。

クラスター用の両方のコントローラを構成したら、共有ドライブの表示をクリックして、パートナー・コントローラが所有する物理ドライブ (複数) を表示することができます。