用語集


自動同期 (Auto-synchronization)

コントローラが自動同期をサポートしていると、作成時にバックグラウンドで RAID レベル-5 論理ドライブのすべてが自動的に同期します。 RAID レベル-0 および RAID レベル-1 論理ドライブは作成時に同期する必要はありません。


バッテリー・バックアップ・キャッシュ (Battery backup cache)

ライト・バック・モード中にユーザー・データを保護する任意選択装置の 1 つ。次のいずれかがある場合には、この装置は任意選択でありません。


「ブロック」論理ドライブ状態 (Blocked logical drive state)


クラスター (Clustering)

さらに優れたパフォーマンス、信頼性、および障害の防止のためにグループとして作動する 2 つ以上のコンピューターのセット。


「クリティカル」論理ドライブ状態 (Critical logical drive state)


「クリティカル移行中」論理ドライブ状態 (Critical migrating logical drive state)


「クリティカル・システム」論理ドライブ状態 (Critical system logical drive state)


データ・スクラブ (Data scrubbing)

コントローラがデータ・スクラブをサポートしていると、システム使用中に自動的な連続同期が提供されます。


「無効」物理ドライブ状態 (Defunct physical drive state)


筐体 (Enclosure)

ID (EXP15 など) を使用する必要がある SCSI 管理装置。


空き領域 (Free space)

論理ドライブに現在は割り当てられていないアレイ内のスペース。


GB

ハード・ディスク・ドライブ容量を指している場合には、GB は 1,000,000,000 バイトまたは 1000 MB を意味します。合計ユーザー・アクセス可能容量は操作環境によって異なる場合があります。


高可用性 (High-availability)

システムの機能要件を満たしているものの、すべての予期しない振る舞いを除去するためのハードウェアまたはソフトウェアの冗長度もある構成要素で設計されてインプリメントされているシステム。


ホットスペア・ドライブ (Hot-spare drive)

ホットスペア・ドライブとは、アレイの一部である類似の (容量が同等以下の) ドライブが失敗すると自動的に使用されるように定義されている物理ドライブのことです。


「ホットスペア」物理ドライブ状態 (Hot-spare physical drive state)


ホット・スワップ再構築 (Hot-swap rebuild)

コントローラがホット・スワップ再構築をサポートしていると、アレイの一部である障害のあるドライブを新しい良好なドライブと交換することができます。この場合、新しいコントローラが障害のあるドライブのイメージの再構築を新しいドライブで自動的に開始します。

アレイの一部でない障害のあるドライブを新しい良好なドライブと交換すると、新しいドライブがホットスペア・ドライブになります。


MB

ハード・ディスク・ドライブ容量を指している場合には、MB は 1,000,000バイトを意味します。合計ユーザー・アクセス可能容量は操作環境によって異なる場合があります。


「移行中」論理ドライブ状態 (Migrating logical drive state)


「オフライン」論理ドライブ状態 (Offline logical drive state)


「良好」論理ドライブ状態 (Okay logical drive state)


「オンライン」物理ドライブ状態 (Online physical drive state)


パリティ (Parity)

障害のあるドライブを再構築するために必要な冗長データを保持している RAID レベル-5 または拡張レベル-5 論理ドライブに保管される情報。


PFA エラー (PFA error)

物理ドライブで故障が起こりそうであることを通知する事前障害分析 (R) イベント。

RAID レベル-0 (RAID level-0)


RAID レベル-1 (RAID level-1)


RAID 拡張レベル-1 (RAID level-1 Enhanced)


RAID レベル-5 (RAID level-5)


RAID 拡張レベル-5 (RAID level-5 Enhanced)


先読みキャッシュ・モード (Read-ahead cache mode)


「作動可能」物理ドライブ状態 (Ready physical drive state)


「再構築中」物理ドライブ状態 (Rebuilding physical drive state)


SAF-TE (* )

スモール・コンピューター・システム・インターフェース (SCSI)アクセスのフォールト・トレラント筐体 (small computer system interface (SCSI) accessed fault-tolerant enclosures)(SAF-TE) を管理するプロセッサー。このような筐体の例の 1 つは IBM(R) Netfinity(R) EXP15 です。


「スタンバイ」物理ドライブ状態 (Standby physical drive state)


ストライプ単位サイズおよびインターリーブ・デプス (Stripe-unit size and interleave depth)

RAID テクノロジーによって、データはハード・ディスク・ドライブのアレイ全体にストライプされます。このデータ分散方式は、オペレーティング・システムがデータを要求する方法を補完します。

後続のデータをアレイの次のドライブに保管する前に、あるファイルからのデータをアレイのあるドライブに保管する際の細分度は インターリーブ・デプスと呼ばれます。

ストライプ単位サイズをシステム入出力要求に近い値に設定することによって、インターリーブ・デプスを制御して、ServeRAID コントローラのパフォーマンスを最大化することができます。ストライプ単位サイズは 8 KB、16 KB、32 KB、または 64 KB に設定することができます。たとえば、一般に大容量データ・ブロックに関係しているトランザクション・ベースの環境におけるパフォーマンスは、32 KB または 64 KB の設定値を使用すると利点がある場合があります。しかし、一般に複数の小容量データ・ブロックに関係しているファイルおよび印刷環境におけるパフォーマンスは、ストライプ単位サイズが 8 KB または 16 KB に設定されていると最良になる場合があります。

アレイの先頭ドライブからアレイの最終ドライブまで、論理順序になっているこれらのストライプ単位の集合はストライプと呼ばれます。

「システム」論理ドライブ状態 (System logical drive state)


合計ディスク・スペース (Total disk space)

アレイ内のハード・ディスク・ドライブの容量は異なっていてもかまいません (たとえば、 1 GB または 2 GB など)。アレイにまとめられたハード・ディスク・ドライブの容量の合計は合計ディスク・スペース です。

たとえば、2 つの 2 GB ドライブと 1 つの 3 GB ドライブをアレイにグループすると、合計ディスク容量は物理的に使用可能な 7 GB です。

同様に、3 つの 2 GB ドライブと1 GB ドライブをアレイにグループ化すると、合計ディスク・スペースは物理的に使用可能な 7 GB です。


使用不能容量 (Unusable capacity)

ハード・ディスク・ドライブの容量は、アレイの作成方法に影響します。アレイ内のドライブの容量は異なっていてもかまいません (たとえば、 1 GB または 2 GB など) が、RAID コントローラは、それらがすべて 最小 ディスク・ドライブの容量になっているものとして取り扱います。

たとえば、2 つの 2 GB ドライブと 1 つの 3 GB ドライブをアレイにグループすると、アレイの使用可能容量は 2 GB の 3 倍 の 6 GB になり、物理的に使用可能な 7 GB ではありません。7 GB は合計ディスク・スペースです。3 GB ドライブ上の残りの容量は使用不能容量 です。次の図では、使用可能容量には 1 とラベルが付けられていて、使用不能容量には 2 とラベルが付けられています。

同様に、3 つの 2 GB ドライブと 1 GB ドライブをアレイにグループ化すると、そのアレイの使用可能容量は 4 GB になり、物理的に使用可能な 7 GB ではありません。7 GB は合計ディスク・スペースです。3 つの 2 GB ドライブ上の残りのスペースは使用不能容量です。

アレイを作成する最適の方法は、同一容量のハード・ディスク・ドライブを使用することです。そうすると、使用不能容量が避けられます。


使用可能容量 (Usable capacity)

ハード・ディスク・ドライブの容量は、アレイの作成方法に影響します。アレイ内のドライブの容量は異なっていてもかまいません (たとえば、 1 GB または 2 GB など) が、RAID コントローラは、それらがすべて 最小 ディスク・ドライブの容量になっているものとして取り扱います。

たとえば、2 つの 2 GB ドライブと 1 つの 3 GB ドライブをアレイにグループすると、アレイの使用可能容量は 2 GB の 3 倍、または 6 GB になり、物理的に使用可能な 7 GB ではありません。7 GB は合計ディスク・スペースです。次の図では、使用可能容量には 1 とラベルが付けられていて、使用不能容量には 2 とラベルが付けられています。

同様に、3 つの 2 GB ドライブと 1 GB ドライブをアレイにグループ化すると、そのアレイの使用可能容量は 4 GB になり、物理的に使用可能な 7 GB ではありません。7 GB は合計ディスク・スペースです。3 つの 2 GB ドライブ上の残りのスペースは使用不能容量です。

アレイを作成する最適の方法は、同一容量のハード・ディスク・ドライブを使用することです。そうすると、使用不能容量が避けられます。


ライト・キャッシュ・モード (Write-cache mode)

コントローラが、書き込みコマンドへの正常応答をオペレーティング・システムに送信する前にハード・ディスク・ドライブにデータを書き込むか、あるいは後にデータを書き込むかを論理ドライブ単位に判別します。ライト・バックまたはライト・スルーから選択することができます。