論理ドライブの同期の目的は、選択したドライブ上のパリティ・データを計算および書き込むことです。論理ドライブを同期することにより、論理ドライブのデータ冗長度が正しいことを検査します。
自動同期が使用不可である場合には、新規 RAID レベル-5 論理ドライブを作成後に同期する必要があります。データ・スクラブが使用不可である場合には、 RAID レベル-1 と RAID レベル-5 の論理ドライブを毎週同期してください。これはドライブ上のデータを更新しません。
注: 「コントローラ情報」パネルを表示することにより、ユーザーのコントローラが自動同期およびデータ・スクラブをサポートするかどうかを判別できます。情報パネルは、これらの機能が使用可能であるか使用不可であるかを示します。
論理ドライブを同期するには、次のようにしてください。
論理ドライブが自動同期をサポートするコントローラに付加されている場合には、 ServeRAID マネージャーはすべての新規 RAID レベル-5 論理ドライブを自動的に同期します。マネージャーはステータス・バーに進行状況を表示します。 自動同期中にコントローラ上の他のアクションを実行することができます。また、自動同期中にサーバーをオフにすることもでき、再度サーバーをオンにするとオフになっていた自動同期がファームウェアにより続行されます。
自動同期をサポートしていないコントローラに付加された論理ドライブを作成するときには、データを保存する前に論理ドライブを同期する必要があることを説明する警告イベントをイベント・ビューアーに受け取ります。上にリストされたステップを完了します。データ・スクラブをサポートしないコントローラの場合には、 RAID レベル-1 と RAID レベル-5 の論理ドライブを毎週手作業で同期することを考慮してください。これはドライブ上のデータを更新しません。
同期は時間がかかる操作です。同期が完了するまで、コントローラ上の他のアクションを実行することはできません。同期が完了するまで、サーバーをオフにしないでください。 マネージャーはステータス・バーに進行状況を表示します。