ServeRAID マネージャーの使用を開始する前に、そのウィンドウ・インターフェースのレイアウトをレビューする時間をとってください。
ServeRAID マネージャー・インターフェースを処理する方法はいくつかあります。以下を行うことができます。
メニュー・バーは、標準のファイル、ビュー、アクション、およびヘルプ・メニューを提供します。メニュー・バーをアクセスするには、マウスを使用する他にキーボード・ショートカットを使用することができます。メイン・ツリーでアイコンを右クリックし、「アクション」メニューから選択することもできます。
注: 以下の実行中には、「アクション」メニューのアクションは使用できません。
- 再構築
- フォアグラウンドの同期
- 論理ドライブの移行
- RAID 拡張レベル-5 の圧縮または復元
- Backup オプションでの FlashCopy
ツール・バーは、共通タスクのクィック・パス・アイコンを提供します。
メイン・ツリーは、ユーザーが管理しているシステムの拡張可能ツリー・ビューを提供します。このメイン・ツリーから ServeRAID コントローラ、アレイ、論理ドライブ、ホットスペア・ドライブ、または物理ドライブ・オブジェクトを最初に選択することにより、たいていの構成および保守タスクを実行することができます。
メイン・ツリーは最大で以下を表示します:
システムのコントローラに以下のいずれかがある場合は、メイン・ツリーにはシステム警告アイコンが表示されます。
システムに警告アイコンがある場合には、管理システム・アイコンはその警告アイコン
も表示します。
メイン・パネルは、特定のオブジェクト情報または構成指示を提供します。 ServeRAID マネージャーが情報モードであり、メイン・ツリーからオブジェクトをクリックするときには、オブジェクトに関する詳細情報がこのパネルに表示されます。マネージャーが構成モードである場合には、 ServeRAID サブシステムを構成するために必要な指示がこのパネルに表示されます。
イベント・ビューアーは、 ServeRAID サブシステムの助言および進行状況情報とメッセージを提供します。各イベントには、以下が含まれます。
注: すべての警告イベントおよびエラー・イベントにおいて、音響警報が音を出してイベントを通知することができます。
イベント・ビューアーでイベントをダブルクリックすると、「構成イベント・ログの詳細」ウィンドウがオープンされます。このウィンドウは、入っている情報はイベント・ビューアーと同じですが、より大きく読みやすいウィンドウです。イベントによっては、このウィンドウに追加の詳細がリストされます。
ServeRAID マネージャーが始動可能 CD モードでない場合には、マネージャーにより各イベントがログ・ファイル RAIDEVT.LOG に付加されます。このファイルが 200 KB を超える場合には、マネージャーによりファイルが RAIDEVT.OLD にコピーされ、新しい RAIDEVT.LOG が作成されます。 RAIDEVT.OLD がすでに存在する場合は、マネージャーによりそれが上書きされます。
ステータス・バーは以下の情報を左から右に表示します。
管理システム全体のステータス・アイコンおよびテキスト。アイコンは、ツリー・ビューに表示される管理システム・アイコンと同じです。テキストは、 ServeRAID マネージャーがシステム上で問題を検出したかどうかを記述します。
注: 縦線は、左右にドラッグしてステータス・バー情報の表示に合わせて調整することができます。管理システム・ステータス・テキスト全体を表示するには、縦線を調整する必要があります。
現行ツリー・パス。
進行中のアクションがない場合には、この区画は空です。
進行状況は、コントローラ番号および論理ドライブ番号でラベル付けされます。複数のコントローラでいずれかの操作を行う場合には、選択されたコントローラの進行状況がこの区画に表示されます。