論理ドライブの構成の説明

アレイの作成時には、ハード・ディスク・ドライブを1つの記憶域のグループにします。この記憶域を単一の論理ドライブとして定義するか、あるいはそれをいくつかの論理ドライブにさらに分割することができます。それぞれの論理ドライブは、単一の物理ハード・ディスク・ドライブとしてオペレーティング・システムに表示されます。

ServeRAID コントローラは最大 8 個の論理ドライブをサポートします。アレイが1個だけの場合には、これを単一の論理ドライブとして定義するか、あるいはそれをいくつかの論理ドライブにさらに分割することができます。通常、ユーザーが最初に定義する論理ドライブがユーザーの始動 (ブート) ドライブになります。複数のアレイがある場合には、それぞれのアレイの論理ドライブを1個にすることもできるし、すべてのアレイの論理ドライブの合計数が 8を超えないかぎり、各アレイを複数の論理ドライブに分割することもできます。

ユーザーがそれぞれのアレイの論理ドライブを定義しない場合には、ServeRAID マネージャーは論理ドライブを最大容量と、可能な最高の RAID レベルで定義します。

注:
推奨される論理ドライブ・サイズの詳細については、オペレーティング・システムに付いていた資料を参照してください。

考慮する制限事項:

また、次も参照してください。

論理ドライブ・サイズの選択
アレイの容量による RAID レベルの選択
論理ドライブの例