物理ドライブの自己検証テストの開始

次の物理ドライブの自己検証テストを実行するには、このアクションを使用します。

これらの自己テストは、ドライブが機能しているかどうかを妥当性検査します。ドライブに無効のマークがつけられている場合には、このアクションによって、追加の情報が提供され、IBM 技術員はこの情報を使用して、問題を診断することができます。

物理ドライブが自己検証テストをサポートしている場合には、選択した物理ドライブの情報パネル (すなわち右側のパネル) に 最終自己テスト結果 の行が表示されます。

  1. メイン・ツリーから物理ドライブ、、SCSI チャネル、論理ドライブ、またはコントローラー  をクリックします。
  2. 簡略テストを実行するには、アクション --> 物理ドライブ自己テスト --> 簡略自己テストの開始をクリックします。
    あるいは
    拡張テストを実行するには、アクション --> 物理ドライブ自己テスト --> 拡張自己テストの開始をクリックします。

    自己テストが開始され、情報パネルに「自己テスト完了パーセント」というラベルの進行状況表示が示されます。自己テストが完了すると、進行状況表示が消え、「最終自己テスト結果」が更新されます。「最終自己テスト結果」は、自己テストが完了するか、自己テストの停止が選択されるまで、更新されません。

    注: SCSI チャネル、論理ドライブ、または コントローラーに対してこのアクションを使用した場合には、ServeRAID マネージャーは、選択された SCSI チャネル、論理ドライブ、または コントローラーに属していて、 自己検証テストをサポートしている「すべての」物理ドライブに対してテストを開始します。

自己テスト時には、ServeRAID マネージャーは、イベントを受け取ります。物理ドライブの自己テストが失敗すると、マネージャーは、失敗した各ドライブごとにイベントを受け取ります。すべてのテストが完了すると、マネージャーは、"ドライブの自己テストが完了しています" のイベントを受け取ります。

アクション --> 自己テストの停止 をクリックすることによって、完了前に自己テストを停止することができます。

テストした各物理ドライブについて、直前の 20 回の自己テストの結果がディスク・ドライブ・ログ中に保管されます。これらの結果は次のように保管します。

  1. メイン・ツリーからコントローラをクリックします。
  2. アクション」 --> 「印刷可能な構成およびイベント・ログの保管」をクリックします。ServeRAID マネージャーは、自己テストをサポートするすべての物理ドライブの自己テスト結果をファイル RAIDN.LOG に保管します。