セキュリティ・マネージャーの使用の前に、以下の情報を参照してください。
セキュリティ・マネージャーを使用して、リモート・システムからコントローラ情報を構成して表示するための機能をユーザーに提供することができます。
セキュリティ・マネージャーはデフォルトによって使用可能になります。ユーザーがローカル・システムに接続する前に、少なくとも1つのユーザー名とパスワードを構成する必要があります。「アクション」メニューから 「セキュリティを使用不可にする」 を選択することによって、セキュリティ・マネージャーを使用不可にすることができます。セキュリティ・マネージャーが使用不可の場合には、ユーザーはローカル・システムとの接続を確立して、RAID サブシステムを変更することができます。これによって、作動環境のセキュリティに関心が向けられることがあります。
セキュリティ・マネージャーは次のもので構成されています。
ツールバー | 共通タスクの即時パス・アイコンを提供します。 |
セキュリティ・リスト | このシステムへのアクセスがあるユーザーを表示します。 |
セキュリティ・イベント・ビューアー | セキュリティ・マネージャーの状況情報を表示します。 |
セキュリティ・マネージャーを初めてオープンすると、このマネージャーは、管理 (管理者) パスワードの入力プロンプトを出します。パスワードを入力するか、あるいは「管理」ユーザーをもたないようにするには 「キャンセル」 をクリックしてください。
セキュリティ・リストには 3 つの列があります。詳細については、これらの列のいずれかをダブルクリックすることができます。
ユーザー名 | リモート・システムから接続するユーザーのログイン名です。ユーザー名では、大文字小文字の区別は ありません。 |
フルネーム | ユーザーのフルネーム |
説明 | ユーザーの説明 |
セキュリティ・イベント・ビューアーには 4 つの列があります。イベント・ビューアーの任意のイベントをダブルクリックして、「セキュリティ・イベント・ログの詳細」ウィンドウをオープンすることができます。このウィンドウにはイベント・ビューアーと同じ情報が含まれていますが、より大きく読みやすいウィンドウになっています。
タイプ | イベントのタイプ (「情報」、「警告」、または「エラー」) |
日付 | そのイベントが起こった日付 |
時刻 | そのイベントが起こった時刻 |
ユーザー名 | そのイベントが生成されたユーザー名 |
セキュリティ・イベントの説明 |
イベントの説明 |
イベントをイベント・ビューアーに表示する他に、セキュリティ・マネージャーはそれぞれのイベントをログ・ファイル RAIDSEC.LOG に付加します。このファイルが 200 KB を超えると、マネージャーはそのファイルを RAIDSEC.OLD にコピーして、新規の RAIDSEC.LOG を作成します。RAIDSEC.OLD がすでに存在する場合には、マネージャーはそれを上書きします。