論理ドライブの例

例 1

このアレイは 3 台の 1 GB ドライブで構成されています。 RAID レベル-0 を割り当て、これは、冗長またはパリティー記憶域のないすべてのドライブをアレイで使用します。次に、1000 を入力します。 論理ドライブは、実際には 999 MB だけを使用します。と言うのは、これは、1000 以下で、3 で割り切れるこれにもっとも近い数値だからです。

例 2

このアレイは 3 台の 1 GB ドライブで構成されています。 RAID 拡張レベル-1 を割り当て、これは、そのアレイ中のすべてドライブに対してディスク・ミラーリングおよびストライプ・データを提供します。データがミラーリングされるために、論理ドライブ容量は、アレイ中でグループ化されたハード・ディスク・ドライブの実際の容量の 50% です。1000 を入力すると、実際に使用される容量は 2000 MB となり、論理ドライブ・サイズの 2 倍です。2000 以下で、これにもっとも近い 3 で割り切れる数値は 1998 となり、これが実際に使用されるスペースです。論理ドライブ・サイズは 999 MB であり、これが物理容量の 50% です。

例 3

このアレイは 3 台の 1 GB ドライブで構成されていて、RAID レベル-5 を割り当てます。データはアレイ中の 3 台のすべてのドライブでストライプされますが、冗長記憶域では、1 台のドライブのスペースと同等のものが使用されます。したがって、1000 を入力すると、これは 2 (ドライブ数) で割り切れるために、数値 1000 は「サイズ (MB)」フィールドにそのままとなり、これがデータ用に使用可能となるスペースです。実際に使用される容量は 1500 MB です。