このアクションを使用して、ハード・ディスク・ドライブのライト・キャッシュ・モード設定を使用可能または使用不可にします。ライト・キャッシュ・モードは、ハード・ディスク・ドライブがデータを保存するのがコントローラに確認を送る前か後かを決定します。
ライト・キャッシュ・モードをライト・バックに設定する場合は、コントローラがデータを記憶域のハード・ディスク・ドライブに送信します。同時に、ハード・ディスク・ドライブはデータを実際に保存する前にコントローラに確認を送ります。これを行うとパフォーマンスは上がりますが、エレメントのリスクも含まれます。電源障害があった場合には、ドライブ・キャッシュに現在あるデータは失われます。
重要 : ライト・バック・モードを使用中に電源異常が起こると、データを失う可能性があります。 ハード・ディスク・ドライブ上でライト・バック・モードを使用可能にするかどうかは、注意深く考慮してください。システムを使用する方法によっては、ライト・バック・モードは適しません。
ライト・キャッシュ・モードをライト・スルーに設定する場合は、コントローラはデータを記憶域のハード・ディスク・ドライブに送信します。同時に、ハード・ディスク・ドライブはデータを保存してから、コントローラに確認を送ります。ライト・スルー・モードを使用するとパフォーマンスは下がりますが、データを失うリスクがありません。